「妊娠したら胸が大きくなる」と聞いて少しワクワクしていた小胸女性さんは少なくないでしょう。しかしいざその時が来たら…あれ?少し胸が硬くなった程度で全然大きくならない…マタニティブラを購入しようと思ったら一番小さいサイズでブカブカ…
これ、とても辛くてショックです。
妊娠中に自分の胸のサイズを気にするなんて。母になるのに、自分の胸のサイズが気になってしまうなんて。そう思いながらも、やはり悲しくて気になってしまうもの。
妊娠中にバストアップを試みることは可能ですが、安全性を最優先に考える必要があります。妊娠中に家庭で安全に行えるバストアップ方法と避けるべき行動を解説します。妊娠中の健康を守りながら、美しいバストを目指しケアしましょう。
妊娠中の家庭での安全なバストアップ方法
マタニティブラジャーは店舗へ採寸に行く
下着ブランドの店舗へ赴き、採寸してもらって自分に合うマタニティブラジャーを選びましょう。
自分ではブカブカだと思っていたサイズでも、採寸してもらうと適切なサイズだったり、肩紐の調整や着用位置がずれていたりと簡単に解消できる問題がある可能性があります。
お店のスタッフさんにあなたにピッタリなサイズを教えてもらいましょう。
バストマッサージ
妊娠中でも安全な方法でバストマッサージを行うことができます。柔らかい動きでバストの血行を促進し、皮膚を保湿しましょう。
- 快適な姿勢をとる:
- 椅子に座る、もしくは横になりリラックスした姿勢を取ります。
- クッションや枕を使って背中や首をサポートし、快適な状態を作りましょう。
- 優しいオイルの使用:
- 妊娠中は肌が敏感になっているため、優しいオイルを選びましょう。
- アロマオイルは妊娠中の使用が良くない香りもあるので注意が必要です。
- オリーブオイルやホホバオイルがおすすめです。
- 手のひらを使って円を描く:
- マッサージオイルを手に取り、手の平でバストの周りを円を描くように優しくマッサージします。
- 胸全体を均等に刺激するよう心がけましょう。
- 力を入れすぎないように注意しましょう。
- 外側から内側に向かって:
- 手のひらを使って、外側から内側に向かってマッサージします。
- 外側から内側に向かって行うことで、リンパの流れを促進します。
- 乳首の周りは避ける:
- マッサージの際には乳首の周りを避け、刺激しないようにします。
- 乳腺が集中しているお胸の上部は優しく触れます。
- 軽い圧迫を加える:
- 手のひらを使って軽い圧迫を加え、血行を促進します。
- 強い圧迫は避け、気持ちよく感じる程度で行います。
- 一定のリズムで:
- マッサージは一定のリズムを保ちながら行います。
- 急激な動きや無理な圧力は避けましょう。
- 呼吸を整える:
- マッサージを行いながらゆっくり深呼吸をするとリラックス効果が高まります。
これらの手順を守りながら、無理なくマッサージを行うことが大切です。違和感や痛みを感じた場合はすぐに中断し、医師に相談してください。
緩やかなバストエクササイズ
妊娠中のエクササイズは体調や妊娠週数によって適宜変更する必要があります。慎重に行い、無理な動きや負荷は避けるよう心掛けましょう。
ヨガとピラティスからおすすめのポーズを紹介します。
おすすめのヨガポーズ
- ターミー・カット:
- 膝を曲げて床に座り、背中を丸めます。
- 息を吸いながら胸を天井に向け、息を吐きながら腹部を締め、背中を丸めます。
- カウのポーズ:
- 4つんばいになり、腕は肩幅に開きます。
- 息を吸って背中を反らせ、息を吐いて背中を丸めます。
- ウォリアー2:
- 足を大きく開き、片脚を曲げ、もう一方の脚を伸ばします。
- 腕は横に開きます。
- 呼吸に合わせながらポーズをキープします。
おすすめのピラティスポーズ
- ヘッドフロート:
- 仰向けに寝て、頭と肩を持ち上げます。
- 首を前に傾け、背中を床につけないようにします。
- チェストリフト:
- 仰向けに寝て手を横に開きます。
- 息を吸いながら胸を持ち上げ、息を吐きながら降ろします。
- スワン・プリエ:
- 4つんばいになり、手を床につけます。
- 胸を前に伸ばし、お尻を上げる動きを行います。
健康的な食事
お腹の赤ちゃんのためにも、自分のお胸のためにも、バランスの取れた食事を摂りましょう。豊富なタンパク質、ビタミン、ミネラルを含む食品を選び、水分を適切に摂取しましょう。
摂取して良い・悪い栄養素に注意
妊娠中は意外な栄養素が「多量の摂取はおすすめされない」というケースが多くあります。また、香辛料やハーブ系にも摂取が好ましくないものが多くあるので、普段好きで摂取しているものが該当していないか確認しましょう。
妊娠中の全身運動
体調の悪くない日であれば体を労わりながら軽く体を動かすようにしましょう。体の健康なくして美しいバストはありません。また、体調が悪く横になる日も多いはずなので肩甲骨を動かして胸骨を開き胸を張るようにしたり、姿勢を良く整えたりしましょう。
激しい運動は避けてください。ストレッチやヨガなどゆったりと体を動かすことのできる運動、短時間の軽い散歩などで十分です。
妊娠中にすべきではない家庭でのバストアップ
過度なバストマッサージ
過度な強い力や長時間のバストマッサージを行うことは避けましょう。
妊娠中のお胸は普段以上に敏感で繊細になっています。皮膚や乳腺に過剰な圧力をかけないように心がけましょう。
過度なサプリメントの摂取
過度なサプリメント摂取は胎児に影響を及ぼす可能性があり、妊娠中は特に注意が必要です。
妊娠前に普通に使用していたサプリメントに、胎児に悪い栄養素が多く入っている可能性もあります。口にするものは全て一度問題がないか改めて確認しましょう。
過度な運動
過度な運動は妊娠中に避けるべきです。バストの筋肉を鍛える運動でも、過剰な負荷は控えましょう。
バストアップクリームの使用
妊娠中は女性ホルモンのバランスの変動が大きい時期です。お胸に保湿は必要ですが、女性ホルモンに影響を与える効果のある成分やハーブなどを使用しているバストアップクリームの使用は中止しましょう。
妊娠中は「バストケア」の心持ちで
お胸のサイズ変化が大きくなくても、妊娠中のお胸は一生懸命赤ちゃんを迎える準備をしています。
妊娠中は母子ともに健康が一番大切です。お胸を労わることがバストアップに繋がるという意識をしっかり持ち、優しいバストマッサージなどを覚えましょう。
産後になり授乳が終わるとバストが萎んできてまたお胸の変化に悩む時が来ます。その時に悩みが少なくなるように、今からバストをケアしておきましょう。
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